バイオグラフィー：J.P.モルガン 〜世界最大の銀行家

バイオグラフィー：J.P.モルガン 〜世界最大の銀行家

J.P.モルガン（John Pierpont Morgan, 1837-1913）は、当時最も有力な銀行家の一人で、鉄道への融資やUSスチール、ゼネラルエレクトリックなどの大企業の設立を支援した。コネティカット出身の彼は、1850年代後半に裕福な父親に従って銀行業を始め、1871年にフィラデルフィアの銀行家アンソニー・ドレクセルとパートナーシップを結んだ。

1895年、彼らの会社はJ.P.モルガン＆カンパニーに改組され、現代の巨大金融機関JPモルガン・チェースの前身となる。モルガンは、1907年の経済パニックをはじめ、いくつかの経済危機の際には権力を持ちすぎたという批判にさらされ、自分の利益のためにアメリカの金融システムを操作していると非難された…。