トランプのビジネスで勝つ力 Part 1 & 2

【特集：世界情勢】トランプのビジネスで勝つ力 Part 1 & 2

1983年のトランプタワーのオープン以降、徹底したブランド戦略により、トランプはその名を全米中に轟かせていく。弁護士ロイ・コーンとの出会いにより勢いは加速し、巨額のカジノ事業や政界への進出など、フォーブスの長者番付に載るほどに権力を拡大していくが、1989年の重役3人の事故死以降、数々の事業の破綻や妻との離婚など、トランプ人生最大の暗黒時代に突入していく。

【米大統領選挙イヤー特集】トランプのビジネスで勝つ力 Part 1 & 2

＜Part 1＞ トランプタワーのオープン以降、ドナルドは権力と名声を手に入れるべく、徹底的なブランド戦略のもと自身が広告塔となり、その名を全米中に轟かせていく。同時期に出会った弁護士ロイ・コーンとタッグを組むと、フォーブスの長者番付にも名前が載るほどに勢力を拡大、更には政界にも存在感を現し始める。そしてトランプは遂に、ニュージャージー州アトランティックシティのカジノ開発に乗り出す。 ＜Part 2＞ 1988年、トランプはニューヨークのプラザホテルを購入し、妻のイバナに経営を預ける。以降も、工事がとん挫していたカジノ「タージマハル」を買い取り、10億ドル以上とも言われる事業に乗り出す。しかし重役3人をヘリコプター事故で失ったのをきっかけに不遇の連続に。妻イバナとの離婚訴訟、タージマハルほかの数々の事業の破綻、更には父親の死など、トランプ人生最大の暗黒時代に突入する。